交通事故の法律相談をする際に準備しておくべきこと

一般的に、弁護士との交通事故の法律相談は３０分～１時間ほどで行います。

短時間で有意義な結果が得られるように、弁護士との交通事故の法律相談のポイントをお伝えします。

ご自身では、あまり重要でないと思っていた資料も弁護士が見ることで問題解決の手がかりとなる可能性がありますから、関係するかもしれない、と思われる資料はすべて準備してください。

事務所にご来所いただく場合には持参し、お電話で相談する際にはあらかじめメールで送るか、弁護士から尋ねられた際にすぐに答えられるように手元に準備しておきましょう。

例えば、交通事故証明書、物件事故報告書、車の壊れ具合がわかる写真、車の修理の見積もり書、医師の診断書、後遺障害の診断書、相手の保険会社から送られてきた書類などです。

ただ、これらすべてを準備することが大切なのではなく、一刻も早く弁護士に相談することの方が大切ですので、あくまでも現時点でお手元にある書類だけで大丈夫です。

相談される方のなかには、ご自身の興味のあることからお話し・質問をされる方もいます。

ただ、弁護士は時系列でお話しいただくと非常に頭が整理され、事実関係を把握しやすいため、素早く状況を把握することができ、結果としてご質問にもスムーズにお答えできます。

ですので、事故に遭われたのはいつなのか、事故後に救急車で運ばれたのか、事故直後の痛み、その後の病院や医療機関等へ通院した日、相手の保険会社の担当者から連絡があった日と話した内容等を時系列でメモしていただき、そちらを見せていただくと非常にスムーズにご相談が可能です。

そこで、事前に時系列でメモしておき、法律相談の当日にこれを持って行って弁護士に話をすることをお勧めします。

法律相談をしようとする時には、不安の方が大きいと思いますが、せっかく相談するのですから、上記を参照にして、弁護士への法律相談をぜひ相談者の方にとって有意義なものにしていただきたいと思います。