薬円台の交通事故関連地域情報
交通事故の治療で準備すること
1 動きやすい服装
治療では、ケガによって可動域が制限されていないか確かめるために、手足を動かしてみることがあります。
そのため、交通事故の治療を受けに行く際は、Tシャツやジャージのような動きやすい服装を用意していただくことをおすすめします。
また、筋肉が腫れていないか・硬直していないかを手で触れて確かめることもありますので、短パンのようなケガをしている箇所を出しやすい服装、もしくは薄手の服装もよいと思います。
髪が長い方は、治療の妨げになってしまう場合もありますので、あらかじめまとめておくとさらに良いかもしれません。
2 ケガの状態の把握
たいていの院では、治療の前にお身体の状態について記入したり治療者から尋ねられたりします。
スムーズに治療を進められるよう、痛む箇所や痛みの程度など、あらかじめケガの状態について把握・整理しておけるのが理想です。
ですが、特に事故の直後だと状況を飲み込むのがやっとで、きちんと身体の状態について把握するのは難しいかと思います。
わかる範囲で話すことができれば、そのお話をもとに治療を進めてもらえますので、ご安心ください。
中には、リラックスできるような雰囲気づくりを心がけている院もあります。
交通事故の治療で重要なこと
1 気になることはすべて話す
交通事故の治療に限らずどのような治療にもいえることですが、お身体について気になっていることはすべてお話しいただくとよいと思います。
「ケガに関係無いと思われたらどうしよう」「そこまで重い痛みではないから言わなくても大丈夫かな」などと、お身体について、通院先の先生へ伝えることを遠慮してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ケガに関係ある可能性もありますし、治療を受けないと、軽い痛みでも悪化してしまうこともあります。
また、ケガの全容をつかむ手がかりになる場合や同時に治療していった方がよい場合もありますので、事故後にお身体に生じた違和感は、どのようなことでも通院先へお伝えいただくとよいかと思います。
2 できるだけ定期的に通院を続ける
通院を続けると、ケガが良くなってくるため、これ以上通う必要は無いと思う方も多いかと思います。
そこで通院をやめたり通院の間隔が空いたりしまうと、これまでの治療の効果が損なわれたり、通院していない間に状態が悪化したりしてしまいます。
治療の必要があるのに通院をやめてしまうと、相手側からの治療費の支払いも受けづらくなってしまうため、注意しなければなりません。
完全に良くなるまでは、通院先の指示に従って通院を定期的に続けることが重要です。
交通事故のケガの治療を早期に受ける必要性
1 ケガを早期改善できる可能性が高くなります
初期の段階から適切な治療を受けることで、ケガが悪化するのを防ぎ、修復を促すことができる可能性もあるため、ケガの早期改善が期待できます。
また、通院先で、日常生活の過ごし方について注意すべきことや早期改善のために必要なことなどのアドバイスを受けられる場合もあります。
気づかないうちに、ケガをした箇所に負担をかけてしまっていることも多々あるため、かえってケガが悪化してしまうという事態を避けることもできるかと思います。
したがって、ケガの治療を早期に受けることで、ケガを早期改善できる可能性が高くなります。
2 お身体に痛みなどが残ってしまうおそれがあります
早期の段階で適切な治療を受けることができないと、痛みやしびれなどがお身体に残ったままになってしまうおそれがあります。
軽い程度の痛みしか無いから大丈夫だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、軽い程度のものでも慢性化してしまう可能性があります。
ですので、痛みやしびれなどの程度にかかわらず、事故後お身体に何かしら違和感があるという場合は、お早めに検査や治療を受けに行っていただくことをおすすめいたします。
交通事故によるケガの治療の流れ
1 検査を受ける
交通事故でのケガには、すり傷など目に見えるもの以外に、ケガをしていると自分ではわからないような身体の深部が傷ついているものがあります。
このようなケガは、事故の直後は何ともなかったとしても、数日経ってから痛みやしびれなどが生じることが多いです。
そのため、事故に遭われたら痛みやしびれなどが何も無くても、実はケガをしているということがあり得るため、お早めに検査を受けることが大切です。
2 治療を受ける
治療においては、気になることがあれば、どのようなことでも通院先に伝えるのも大切です。
治療方法を変更してもらえたり、力加減を調整してもらえたりします。
また、わからないこともあれば尋ねることができると、安心して治療を受けていただけるのではないでしょうか。
3 定期的に治療を受ける
交通事故によるケガは、適切な頻度で治療を受けることが根本的な改善につながります。
また、通院を続けていても痛みなどが軽くなってくると、「まだ痛いけれど、後は自然に良くなるだろう」と自己判断で通院をやめてしまう方もいらっしゃいます。
しかし、そのタイミングで、これまでは安静にしていたにもかかわらず以前と同じように動かしてしまい、痛みなどが悪化してしまうことが多いようです。
ですので、ケガが治りきっていないのであれば、通院先の指示に従って定期的に治療を受けるということが重要となります。