混雑した駐車場での交通事故
東京都立川市と昭島市にまたがる国営公園である国営昭和記念公園は,昭和天皇御在位50周年の記念事業の一環として建設されました。
1983年に開園して以降,多くの利用者に愛されています。
園内は,「森のゾーン」「広場ゾーン」「水のゾーン」「展示施設ゾーン」「みどりの文化ゾーン」など様々なゾーンに分かれており,それぞれのテーマにあったアトラクションなどがあります。
また,年間を通して,100以上ものイベントが行われており,どのような時期に行かれても楽しむことが出来る公園です。
昭和の日(4月29日)などには入園が無料になりますので,興味のある方は,お子様を連れて行かれてみてはいかがでしょう。
ただ,この日は大変な混雑を見せますので,お車で行かれる方は,駐車場等での事故にお気を付けください。
意外かもしれませんが,駐車場での事故は起こりやすいのです。
空いたスペースを探して駐車場内を走っていると,歩行者の接近に気が付かずに交通事故が起こってしまう場合があります。
周りの車が障害物となってしまい,歩行者の存在を隠してしまうことがあるため,スペースを探すことだけに集中せず,交通事故の防止にも意識を向けるようにしましょう。
お子様の場合は特に車の陰に隠れてしまいやすいですし,飛び出しも起こりやすくなるため,交通事故を起こさないためにはより一層注意する必要があります。
むちうち症もしっかり治療しましょう
実際に自分が駐車場での交通事故に巻き込まれてみると,「交通事故にあったとはいえ,スピードが出ていなかったから治療はしなくても大丈夫だろう」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが,スピードが出ていない時の交通事故だからといって油断はできません。
スピードがさほど出ていない時でも,重いものがぶつかることによって「むちうち症」などの怪我を負うこともあります。
むちうち症は交通事故のケガの中では軽症と扱われることも多いケガですが,交通事故後に治療をせずに放置しているとだんだんと症状が悪化する場合があり,決して「治療はいらない」と侮ることのできるケガではありません。
また,時には治療をしてもケガが後遺障害として残ってしまうこともあります。
早めに適切な治療を受けておくとともに,万が一治療しきれなかった時には,後遺障害の申請を行うこともお考えください。
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